現場判断で膨らむクラウドコストをどう抑えるか 効率的な予算管理法とは?「コスト」をクラウドのデメリットにしない

クラウド活用が進む中、見えにくいコストの可視化と適切な管理体制の構築が課題になっている。現場主導の利用が進む一方で、従来型の管理手法は限界を迎えている。

2025年05月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 クラウド活用はイノベーションの創出や業務スピードの向上に寄与する。だがオンプレミスが主流の時代とは異なり、現場エンジニアの判断でリソースを追加できてしまうためコストが見えにくくなるという構造的課題があり、可視化と適切な管理が課題になる。

 クラウドコストの管理を今も“秘伝の「Excel」シート”に依存している企業もある。だが、担当者が異動する際、十分な引き継ぎが行われなければ、その内容を誰も把握できなくなる可能性がある。クラウドリソースの多様化やアカウントの増加が進む中、こうした従来の管理手法を根本的に変えなければならない。

 本稿では、クラウド活用を進める企業が直面する課題と、その解決のための効果的なアプローチを解説する。

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